探偵!ナイトスクープ―アホの遺伝子



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探偵!ナイトスクープ―アホの遺伝子
探偵!ナイトスクープ―アホの遺伝子

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私は関西人でもないし熱心な視聴者でもないが、それでも充分楽しめた。

わたしは関西人ではない。土曜の深夜1:00(わたしの住んでいる地区ではこの時間に放送される)を毎週楽しみにしているといったわけでもないが、なんとなく観てしまう。そして、観るたびになんとなくホノボノといい気分になる。わたしにとって「探偵!ナイトスクープ」はそんな番組だ。地元関西人の観方とは異なるのかもしれないが、いい番組だと思う。

この本は、番組の生みの親ともいえる人物による、番組の誕生から成功までを「制作側」の視点から描いたドキュメンタリー的な作品だ。

文章から制作にかける熱いものが伝わってきた。自画自賛的な部分もあるがそれもご愛嬌。著者はそれほどスタッフとこの番組を愛していたのだろう。番組の熱心なファンとはいえない私だが、それでも充分の楽しむことができた一冊だった。

非常に興味深い

番組の立ち上げ、視聴率が伸びない苦労、人気爆発、局長交代と、大人気番組の長い歴史の中に起きたスタッフの様々な戦いが綴られています。番組名に惹かれて買いましたが、それ以上に一つのプロジェクトを作り上げていく人間のドラマを見ることが出来て、さらに番組を愛することが出来たように思います。想像以上の素晴らしい一冊です。低評価を付けた人が信じられません。
また見たくなった

神戸で6年過ごした後、10年前に夫の転勤で関東に来た。
それで、かつて毎週のように見ていたこの番組が見られなくなった。

あの番組はこうして出来たのか。
そして、なつかしいエピソードたち。
局長が交代したことはこの本で初めて知った。
思わずうるっとくる箇所もあった。

あの番組を、また見たくなった。
自慢

これまでの傑作を紹介するのではなく、
単に内輪のディレクターたちをほめ合
うようなヌルい内容。
買って本当に損しました。
おもしろかった

一気に読んでしまいました。30代後半の僕にとって、ナイトスクープ草創期は青春にオーバーラップ。この本を読んだテレビっ子馴染みと、「カーネルサンダース」「上岡さん退場」など、当時そんなことあった、あんなことあった、と大いに盛り上がりました。いつしか青春も終わり、金曜日の夜にはぐったりのくたびれたおっさんサラリーマンですが、「いい仕事」が育んできた笑い、その背景にある厳しさ、そしてそれを綴る筆者のリリシズムに触れ、この番組を改めて楽しんでいこう、という気持ちにさせられました。この番組に想いがある人は勿論、そうでない人も、リーダーとしてチームをまとめたり、プロジェクトに取り掛かる人にとっては必読の書ではないでしょうか。



ポプラ社
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