今中大介のロードバイクバイブル



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今中大介のロードバイクバイブル
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ロード派のサイクリストには、読んでみる価値はある

本書は同じ著者による『ツールへの道』とは違い、今中氏が書いたというより、おそらくインタヴューをしてそれをまとめた本であろう。文章がしっかり推敲されておらずに軽いが、ロード派のサイクリストにとっては読んでみる価値がある。ただ、軽い本なので買って何度も読むというより、図書館で借りて読めば充分だろう。
一種の資料として

 日本人として初めて、ジロ・デ・イタリアとツール・ド・フランスに出場したという輝かしい経歴を持つ、元自転車(競輪ではない)競技の選手の回顧録。

 前半では、小学生の頃に初めて手に入れたポンコツ解体部品寄せ集め自転車の話から始まって、高校生で中古の片倉シルクを手に入れた話、シマノでの競技生活、さらにイタリアに渡ってのカルチャーショックと、プロとしての日々が、時系列順に語られている。1980年代から1990年代という、日本での自転車ロードレースの揺籃期に、その中心に居た人物ならではのエピソードも多く、21世紀になってロードバイクに乗り始めた方には、日本のロードバイク文化がいかにして生まれ育って来たのかを知る資料にもなるだろう。また、アルミフレームやカーボンフレームの一般化、手元変速システムの登場、多段ギア化などが一気に押し寄せた1990年代末の雰囲気もよく伝わってくるし、本場のプロ選手の社会の仕組みも描写されているなど、読み物として単純に興味深い。

 一方、後半は、主にアマチュアとして自転車ロードレースに出場するような人々を念頭においた、各種のアドバイスのコーナーとなる。トレーニングの方法、自転車のセッティングについての考え方などは、現場に身を置き続けて来た人物ならではのリアリティがあり、一読に値しよう。
図表ひとつなくロードバイクを解説しても?

ロードレースが好きで、その手の放送を見ようとするなら今中大介を避けては通れない。きっと好い人なんだろうけれど、毒がある市川さんのほうが好きなので、今中さんはヌルイ。その人がバイブルと名付けた1600円の本を出す、きっと好い人って思われたくなかったんだろう。バイブルというタイトルを信じる人がいるとは思えないし、その価値もない。昔話だけで十分、ツールに出た男で、まだ10年は忘れられない。焦らないで欲しい、二人目が出るまでもう少し時間があるし、その二人目の男が解説を始めるまでには、もっと時間があるのだから。



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